梶山書店物語〈零〉

何か物凄い人と仲が良いんだな…。意外というか…。

「何見てんだ、こらぁ！」

うわうわうわ、見たまんまのガラの悪い。
てか、やばい！殺される。

「松本さん？」

「つ、月城さん」

情けないが涙目になっているヘタレな俺がいる。

「知り合いなの～？」

見た感じでわかる。
多分、この人がこの人達を引き連れてるトップに違いない。

「バイトしてるとこの社員さん」

「そうにゃの？」

「すぐに喧嘩吹っ掛けないでもらっていいですか？」