梶山書店物語〈零〉
「東雲さんキスしていいですか?」

心臓は死ぬぐらいバクバクしているが冷静を装う。

「無理です!!!
ここ事務所!」

「そうだね。つい嬉しくて」

「とりあえず出ましょう」

顔は真っ赤。
まだ目を合わしてくれないけど

「東雲さん、俺の事好きですか?」

多分、今の俺はニヤニヤが止まらない。

「仕事中なので」

「ははっ、そうでしたね」

あと30分で東雲さんの仕事は終わる。
思う存分、楽しませて貰おう。




●end……………●





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