。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。
ドタッ!バタバタバタ!!
何人もの激しい足音がして、
「「「お嬢!何があったんです!?」」」
と野郎共の声が響いた。
み……見られた!!(後ろだったけど)
ぐわぁぁぁああああ!!!
もうお嫁にいけないっ!!
なんて一人で悶えてると、
「「「お嬢!!!」」」
と外から野郎共の声が。
今にも扉を蹴破ってきそうな勢いだ。
あたしは、はっとなった。
そうだ!メガネ!!あいつ袋にされっかも!!!
あたしはバスタオルを体に巻くと、引き戸を開けた。
ガラッ
目の前に血相を変えた野郎共が群をなしていた。
「「「お嬢!どうされやした!?」」」
メガネの姿は……
なかった。