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養子縁組!?
あたしの吹き出した紅茶をまともに食らった叔父貴は、それでも取り乱すことなくスーツの上着のポケットからハンカチを取り出して、顔を拭った。
叔父貴のすぐ後ろで立っている死体男も苦笑いをこらえている。
「お、叔父貴…すまねぇ」
「いや。お前のこういうことには慣れてる」
そうか…良かった。
って!そういう問題じゃねぇ。
「叔父貴!こいつが何でここにいるんだよ。叔父貴の知り合いか!?」
「ああ、すまない。お前に説明するのが遅れたな」
ハンカチをポケットにしまうと、叔父貴はすまなさそうにちょっと眉を寄せた。
くぅ…。困った顔の叔父貴も色っぽくてなんてかっこいいんだ。
って見惚れてたら、
叔父貴は唐突に口を開いた。
「朔羅にはちゃんと説明しようと思ってたんだ。
今日、彼、戒を正式に養子縁組して、俺の息子にした」
は?
ヨウシエングミ?
ムスコ?
はぁああああああ!!!?