。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。

「そうと決まれば急げ♪後がつかえてるもんね」


メガネは叔父貴を無理やり立たすと、叔父貴の背中を押して風呂を急かした。


「じゃぁね~朔羅さんっ♪男同士裸の付き合いしてくるね」


にこにこ言って、そそくさと部屋を出て行く。


何故だ。


“男同士”“裸の付き合い”


この単語が妙に意味深に聞こえるのは。





意味深……じゃなくて…


あいつにとってはしっかり意味があるってことだ!




叔父貴ーーー!!!



あたしは遠ざかっていく叔父貴の姿を、震える手で追うしかなかった。







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