。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。
「はじめまして♪朔羅だよ~」
そう言ってアザラシに挨拶のチューをかました。
「な……!」
叔父貴が目を開いて、あたしを見る。
「へ?」
「……いや。何でもない」
そっけなく言うと叔父貴は顔を逸らした。
叔父貴……
あたしはちょっと吹き出して笑った。
「な!何がおかしい!!」
「アザラシに妬きもち?」
「ち!違うっ!!」
「叔父貴って可愛い☆はい!叔父貴にも挨拶のチュー」
あたしはアザラシを叔父貴の口元に近づけて、チュッとキスさせた。
叔父貴はちょっと驚いたように目をぱちぱちさせてたけど、ふっと柔らかい笑みを浮かべる。
「朔羅……一緒に寝るか?」
叔父貴は布団をめくった。
は
はぁ―――!!?
「い!いいっ!!あたし自分の部屋あるし。それにここには組のもんがみんないるし」
「細かいことを気にするな」
叔父貴は布団に入ると、掛け布団をめくって、自分の隣をぽんぽんと叩いた。
そこへ来いってか…?
叔父貴はあたしを見てにこにこしてる。
う゛
そりゃ、大好きな叔父貴と一緒に寝たいけど…寝たいけど…寝たいけど……………
一緒に寝る!!