。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。

それから毎晩のように雪斗は現れた。


嫌で、嫌で嫌で嫌で…


何度も叔父貴に相談しようと試みた。


だけど、雪斗に知られると何されるか分からなかったし、


汚れたあたしを知られるのが




たまらなく嫌だった―――






『朔羅……、お前は俺のものだ。一生。誰にも渡さない』


『朔羅……愛してる……』


『朔羅―――お前は一生俺のもの。俺の女だ。

逃がさない。決して―――』






コロシタイ


コロシタイ



殺したい!!!






殺してやる―――






いつしか嫌悪感は



憎悪と殺意に変わっていった。












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