。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。

だけど……


「「「う゛うぅ…」」」


実際泣き出したのは、野郎どもたちで…




「「お嬢!良かったっすね!!」」


「なんて美しい友情!!」


「感動したっす!!」


「お嬢が友達をここに連れてくるなんて!今日は赤飯ですね」




なんて、野太い泣き声の合間に野郎どもが次々と口にした。


「てか赤飯って!そんな恥ずかしいもんできるかぁ!」


あたしは顔を照れて顔を赤くしながらも、あたしのことを思ってくれてる野郎どもにもらい泣きしそうだった。






「朔羅……いい人たちに囲まれてるんだね」






リコがここに来て初めて、元来の明るい笑顔であたしを見てきた。


「リコ…」


そう言ってもらえて嬉しい。


これからは包み隠さず何でも話すね……




何でも……






と思ったところではっ!となった。









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