。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。


「な、何だよ千里!」


あたしがびっくりして顔を上げる。





「良くねぇに決まってンだろ!!


お、俺だって朔羅のことずっと見てた!!本当の朔羅を知ってもお前と一緒に居たいって思ってた!


だから高校だって同じにしたのにっ!


ガキの頃から好きだったのに、何で突然出てきた分けも分からない奴に横取りされなきゃならねぇんだよ!!!」





は―――?


千里何言って……





「ここに来て冗談やめろよ。何が気に食わないんだよ」


「冗談なんかじゃねぇ!!何が気に食わないかって!!?こ・い・つ・だ!!!」


千里はびしっと戒を指差した。







「こいつの全てが気に食わない!。俺は―――



俺はお前が好きなんだよ!!!」





へ―――……





好き……?



千里があたしを?





え゛え゛―――!!!!






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