。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。

シンデレラ!?


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―――


午後の授業を無事に(?)終えて、あたしとメガネは真っ直ぐに帰宅した。


もちろん学校から一緒なわけじゃなくて、駅で会ってからっていう風だけど。


ていうか、あたしより一足早く下校したメガネが駅のホームであたしを待ってたんだよね。


なんっであたしがお前と一緒に帰らなきゃなんねぇんだよ!!


なんてブツブツ文句を垂れてたけど、半ば強引に手を引かれるよう連れ帰された。




電車に並んで揺られているときも、駅からの帰り道、歩きながらもあたしは注意深くメガネの顔を観察したけど、相変わらず緊張感のないのほほんとした顔つきだった。


さっきのあの鋭い蛇みたいなのは、あたしの見間違いか?


そうとしか、言い様がねぇ。






家に帰ると、着替える間もなくあたしは夕食の準備にかかる。


毎日の習慣だ。


食事はいつもあたしとマサ、タクと三人で作る。


野郎どもに任せてっとホントに肉ばっかになるからな。


一汁三菜!一日30品目!!


これは食事の基礎!!



極道なんてやってっと、特に体が資本だからなっ。




ちなみに今日の献立は白飯、大根と豆腐の味噌汁、ひじきの煮物、揚げ出し豆腐にぶりの照り焼き、サラダのメニューだ。


う~ん。我ながら会心の出来♪


何て思ってっと、茶の間にわらわらと野郎共が集まってきた。












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