。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。
妬きもち!?
優しい口付け。
叔父貴との……琢磨との―――キス
好き
大好き
世界で一番愛してる
そこから気持ちが溢れて、涙が出そうだった。
唇が離れると、叔父貴はあたしをそっと覗き込み、また優しく微笑んだ。
そしてそのままゴロリとあたしの横に横になる。
「お姫さま、どーでした?俺のキスは」
叔父貴はわざとちゃらけて言うと、あたしを後ろから抱きしめた。
力強い腕。たくましい筋肉。
わっ!腕が……
「ま…まぁまぁかな……」
まだキスの余韻に浸っていたあたしは照れ隠しに言った。
「手厳しいな」
叔父貴はあたしの言葉なんて真に受けてないようにクスクス笑ってあたしの首に顔を埋めた。
叔父貴のまだ濡れてる髪が首や頬に当たってくすぐったい。
「白状するよ。俺ぁさっき戒に妬きもち妬いてた」