唇にキスを、首筋に口づけを
そんなことを思い、涙を流し続けた。
こんな馬鹿な自分に腹がたって。
一通り泣き続け、
私はバイト先に電話をかけようとした。
履歴から探すと、
あの、ヴァンパイアの電話番号にも目がつく。
・・・。
何故か、私はヤツに電話をかけていた。
特に意味はない。
なんとなく、だ。
"おかけになった電話番号は現在使われて____"
そんな機械的な音がして私はすぐに電話を切った。
っ、
何してんだ私・・・!
私はそしてバイト先に電話をかけた。
辞めることを伝え、私は電話を切る。
はぁー・・・。
あのバイト先、かなり気に入ってたのにな。
慣れてもいたし。
駅に近いし・・・。
新しいバイト先、探そう。