唇にキスを、首筋に口づけを



そんなことを思い、涙を流し続けた。



こんな馬鹿な自分に腹がたって。



一通り泣き続け、


私はバイト先に電話をかけようとした。



履歴から探すと、


あの、ヴァンパイアの電話番号にも目がつく。




・・・。



何故か、私はヤツに電話をかけていた。




特に意味はない。



なんとなく、だ。



"おかけになった電話番号は現在使われて____"




そんな機械的な音がして私はすぐに電話を切った。



っ、
何してんだ私・・・!



私はそしてバイト先に電話をかけた。




辞めることを伝え、私は電話を切る。




はぁー・・・。



あのバイト先、かなり気に入ってたのにな。



慣れてもいたし。



駅に近いし・・・。



新しいバイト先、探そう。



< 99 / 257 >

この作品をシェア

pagetop