隣の先輩。

「よし,着いたぜ!」


運良く美月先輩と会い
自転車に乗せてもらって
ぎりぎり遅刻せずにすんだ。


「ほんっとーにありがとございました!」

美月先輩は
学校の靴箱前に
自転車を止めてくれて
あたしを降ろした。


「じゃ,始業式遅れんなよ?」


そう言って,
美月先輩は
自転車に乗って
自転車置き場まで
行ってしまった。



「はぅ~。かっこいぃ…」


< 4 / 57 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop