ナルシスト男=ナルオ【Ⅰ】
バーンと豪快にドアを開けた
「はーい、オトン!!
今から起きましょう!!」
「zzz」
うちの声が辺りに響く
やのにオトンは爆睡中
どんだけ寝てんねん!!
「オトンーーー!!!!
起きなはれーー!!!!」
オトンの耳元で思いっきり叫び、バシバシとしばく
「いたっ!!
いたい!!いたい!!
裕芽(ユメ)(←オカンの名前)アホ!!
しばくなや!!!!」
まだ寝ぼけとるわ
「うちオカンちゃうわ!!
しかも、アホちゃうし!!」
「えっ!?
…あ…驪眞や…
おはよー…」
「うん、おはよう
愛しのオカンがお待ちかねやで」
「あぁ、せやな…
って、アホッ!!」