ナルシスト男=ナルオ【Ⅰ】

「よぅ、朱刃琉」

保健室は一階にあるから、すぐにナルオに声が届いた

「おぉ、夏璢」

ホンマにこの人らぁ仲良えんや…

「今帰りけ??」

「おぉ」

「もし、まだ時間あるならちょっと話せんか??」

「ええけど」

「驪眞!!」

急に夏璢がうちの名前を呼んだと思たら、こっちに来てグッと腕を掴まれた

「お前も隣にいとけ
部外者やないんやから」

えぇ~!!
嫌や~!!

ブーブーと心の中でブーイングをしてみるけど、話は進んでいく

< 234 / 363 >

この作品をシェア

pagetop