ナルシスト男=ナルオ【Ⅰ】
「よぅ、朱刃琉」
保健室は一階にあるから、すぐにナルオに声が届いた
「おぉ、夏璢」
ホンマにこの人らぁ仲良えんや…
「今帰りけ??」
「おぉ」
「もし、まだ時間あるならちょっと話せんか??」
「ええけど」
「驪眞!!」
急に夏璢がうちの名前を呼んだと思たら、こっちに来てグッと腕を掴まれた
「お前も隣にいとけ
部外者やないんやから」
えぇ~!!
嫌や~!!
ブーブーと心の中でブーイングをしてみるけど、話は進んでいく