ナルシスト男=ナルオ【Ⅰ】

そこには、二日酔いに効く薬や、水、プリンにゼリー、後はケーキが数個、ジュース数本、大量のお菓子と、たくさんの食べ物が入っていた

「ごめんな
何がええかわからんくって、いちおう、いろいろ見繕ってきてんか」

眉をハの字にして謝る、爽やか風の男性

「いえ、ありがとうございます
あの…流石にこんなには食べれないで、買ってきて頂いてなんなんですが、みなさんも一緒に食べてくれませんか…??」

「ええな、それ♪」

ゆーまが一番乗り気

「ええんか??」

さっきの爽やか風の人が、確認してきた

てか、この人さっきから一回も目を合わせてくれへんねやけど…

「はい
みんなで食べた方が、美味しいやないですか
だから、全然オッケーです」

ニコッと微笑む

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