月夜
私は一時間目の数学なんて全く頭に入らなかった。
もう一度正樹と話したかった。
休み時間が待ち遠しい。
このときだけは一分一秒が長く感じられた。
キーンコーンカーンコーン
授業終了のチャイムが鳴る。
女子のほとんど。といってもいいくらい、
正樹の席には女子が集まってきた。
未来と私はその輪の中に入れなかった。
「ぅ~~悔しい!!!」
未来は嘆いていた。
「こらこら、あんたには彼氏がいるでしょ?」
そぅ、未来には彼氏がいる。
彼氏は特別かっこいい訳じゃないけど
二人はラブラブで羨ましい。
もう一度正樹と話したかった。
休み時間が待ち遠しい。
このときだけは一分一秒が長く感じられた。
キーンコーンカーンコーン
授業終了のチャイムが鳴る。
女子のほとんど。といってもいいくらい、
正樹の席には女子が集まってきた。
未来と私はその輪の中に入れなかった。
「ぅ~~悔しい!!!」
未来は嘆いていた。
「こらこら、あんたには彼氏がいるでしょ?」
そぅ、未来には彼氏がいる。
彼氏は特別かっこいい訳じゃないけど
二人はラブラブで羨ましい。