月夜
「失礼しま~す。」


はァ・・・・人使いの荒い先生だ。


プリントを職員室に置いてそこをでる。


おかげで帰るのがこんなに遅くなった(泣


「は~疲れた!!!」


「お疲れさん☆」


ぇ!?振り向くと正樹がいる。


「正樹君?何でここにいるの?」


「何でって俺が学校にいておかしい?」


おかしくは無いけど・・・・


突然のことで嬉しいような、困ったような。


「一緒に帰らへん?家、公園の近くやろ?」


「ぅん!!」


思ってもみない展開。


私の心臓は今までに無いほどドキドキしていた。

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