月夜
「ぅ~ら~め~し~ゃ~・・・」


ぅちのクラスのお化け屋敷は結構人気だった。


私は正樹と一緒に実行委員になれなかったものの、


班が一緒だったので一緒に仕事が出来た。


「結構お化け屋敷人気あるな♪俺のおかげや。」


「正樹は提案しただけじゃん。」


そぅいう普通の会話は昨日までは楽しかったのに


今日は胸が痛い。


無意識のうちにかん奈のことを意識してたからかな?


「正樹は今好きな子いる?」


私は聞いてみた。


それがもし、かん奈だったら諦めよう・・・


そう思って。
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