月夜
「おはようさ~ん」


正樹が来た。早速お祝いしてあげよう!!!


心の中ではそぅ思ってるのに言葉がでない。


それどころか、泣きそうになってしまう・・・。


「やっぱり、忘れるのは無理だった。」


これを聞いた未来は、私を慰めてくれた。


「今すぐ忘れようとしなくてぃぃんだよ。
今はまだ正樹君のことが好きでも、いつか忘れられるよ。」


今の私にはこの未来の言葉が嬉しかった。


そうだよね。今すぐ諦めることないんだ。


この想いが叶わなくても、思い出に出来るまで


この気持ちを大切にしよう・・・・。
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