Love one.

桜綺 唖萌、16歳。

あっ、唖萌が本名でARISUがペンネーム。

実は、モデルが仕事です。

最近ではバラエティーやドラマ出演も増えてきたんだ。

お父さんとお母さんが有名な俳優と女優だったから、

あたしがテレビに出てもおかしくないとは思うけど・・・。


「はい、終了!!」

「ありがとうございました!!」

「ARISUちゃん、お母さん元気?」

「はい!元気ですよ‼‼」

「なら良かった!」

「じゃ失礼します。」


ディレクターの人は大半お母さんの撮影場所にいた人たちばっかり。

撮影場所から出て楽屋に戻ろうとして

廊下歩いていたら前から依紀が歩いてきた。


「ARISU~!!」

「MIKI~!!」

叫びながらハグをしたあたし達。

いつもこんな感じ。
< 2 / 9 >

この作品をシェア

pagetop