lucky×unlucky


なんで⁉


アラ-ム全く鳴らなかったんだけど‼

勢いよくベッドから跳び起きて、ベッドヘッドに置いてある時計をひっ掴む

「嘘…電池切れ」

なんて運の悪い…今更だけど


今から準備しても30分はかかる


どうして親は起こしてくれなかった
のだろうか…いや、考えても仕方ない

せめてイベントが始まる前に着けばギリギリ大丈夫な筈だ


顔を洗い、手早く身支度を済ませてリビングに向かい家政婦さんに朝ごはんは要らないと告げると、足早に家を出て行った


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