lucky×unlucky
  

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from:篠宮さん
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title:no title
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今日はありがとうございました

こんなこと言うのはなんですが
もう私に関わるなと

あの猿に言っておいて下さい

あと、友達ごっこはもうしない
面倒臭いしウザいから

亮介君も私に近付かないで

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うわぁ…

「バッサリ言われてるし、何よりお前…さ、猿って…篠宮さんからも言われてるじゃん!!」

ツボに入ったのか声をあげて笑いながらバシバシ俺の背中を叩く

結構痛い…

「亮介だって近付くなって言われてるけど」

「ああ…障害はあった方が燃えるだろ?」

「…意味わかんない」

爽やかな笑みを浮かべて俺を見る亮介に呆れて大きな溜め息を一つ

てか…関わるなって

「今更何言っちゃってるのかなあの人は」

勝負はまだ始まったばかりじゃないの?

「ま、どっちにしても」

「「俺達には関係ない話だな(ねぇ~)」」


俺達は顔を見合わせてニヤリと笑った







その頃篠宮杏は




「…くしゅん!!」

風邪かしら?

なんか寒気もするし…今日は早く寝た方がいいわね

なんて、あの二人が自分にとってよからぬ事を考えているなんて露知らず

足早に教室へ戻って行ったのだった…



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