lucky×unlucky
「そっか、じゃあ尚更乗らなきゃ♪ねぇ~亮介?」
ぐいっと手を引っ張って意識をこちらへ向けさせる
篠宮さんは驚いたのか目をまん丸にして俺を見た
「お、おう!篠宮さんが乗るんなら喜んで乗らせて頂きます!」
俺はへラリと亮介は冷や汗ダラダラで二カッと笑えば、篠宮さんは、難しそうな顔をしたあと
「そういえば…そういう人達なのよね…貴方達は」
ほんと…馬鹿
もう…勝手にしなさいよってため息混じりに言った
そのとき
俺等に呆れてたのかもしれないけど
ほんの少し、笑ってくれたような気がして
俺と亮介はお互いの拳を突き合わせてニンマリ笑った