恋音



時はさかのぼり体験入学のときのコト。



――――――――――――――――――

俺は友達と体験入学に来てた。



「光稀、あの子かわいくね?」


由月景(yuzuki kei)が話しかけてきた。


そういうのが大好きな景だから…


「あぁ、そうだな。」


ってシカトしようとしたんだけど、


あまりにも興奮してしゃべるから見てみたんだ。








見て、一目ボレしたんだ。


だから、ぜってぇこの学校はいるって決めた。


たとえその子がいないにしても。



確率が1%でもあるならって。


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