一枚のフォト
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掃除
・・・ある朝。
あたしは重たい体を起こし目を覚ました。
カーテンの隙間から入り込む日差しが目に刺さるように入ってきて
なんとも言えないくらい眩しい。
「う・・・。」
とりあえずベッドから立ち上がるとパジャマから普段着に着替えた。
今日は友達のココナとでかける予定。
いつもよりおしゃれをしてデカイ鏡の前でポージングしてみる。
「よっし。」
そういいあたしは部屋から出た。
すると手に持っていたケータイが光だした。
“ココナ”
そう表示されていた。
あたしはいそいで電話に出た。
「もしもーし」
《あ!カオル!?今日ダメになった・・・。野暮用!まぢごめん!!
来週あたりに売店で何かおごるからさ!》
「・・わかった。んじゃ、またねい。」
《さんくす!ばいばい!》
それだけいい電話は切れた。
あーあ・・・おしゃれ損。
適当に誰かと遊ぶかな。
そう思いケータイの電話帳を開いた。
「あ・・・荘汰遊ぼー・・・。」
そう思いあたしは荘汰に電話した。
《もっしもーし♪》
「あーあたし。今日遊ばない?」
《!?カオルからのお誘い!!断る訳ないよぉ!》
「そお?じゃあ今からあたしんち来て。
んじゃ。」
そういいあたしは電話を切った。
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