君のことを・・・
高校入学
俺の名前は西本祐樹。
高校1年生。いやまだ高校生ではないか。
外見は・・・
自分で言うのもあれだがカッコいいほうだとおもう。
中学では彼女もいた。
まっ・・5ヶ月もしないうちに別れたんだけど・・・。

今日は高校の入学式。
俺が入る高校は県でもなかなかの進学校だ。
なぜこの高校に入ったかというと家から近いから。
ただそれだけである笑

「祐樹~~遅刻するわよ~~」
「もう行くーー」
母の真知子が俺を呼ぶ。
ヤバイもう8時前だ。・・・間に合うか??
急いで階段を駆け下りる。
リビングには中学1年の妹友美と大学1年の兄光輝がいた。
「母さん行ってくる!!」
「兄ちゃん遅刻しないようにね~~」
「祐樹もっとはよおきろや」
友美は兄思いの自慢の妹だ。
それに比べ兄貴は最強の変態&サドである。
「おう!!友美も遅刻しないようにな!!
 それと兄貴。彼女できたことないくせにうるさいよ」
「は??作ろうと思えばいつでもつくれるし! 
 俺モテルから?? 
 次変なこと言ったら熱々のフォークで尻の穴さすよ??」
兄貴が変態顔しながらいう。
「光輝兄!!下品!!」
友美がちょっと怒りながら言った。
「友美。お前こんなことで下品とか言ってたら本番どーするんだ?
 おまえなぁ・・・」
と兄貴が語り始めたのを聞きながら靴をはく。
「母さん弁当!!」
「はいはい。あんた遅刻しないでよね??」
「分かってるって!!いってきます!!」
そういうとドアを勢いよくあけて家を出た。

ーーーーやばいーーー

バスの時間まであと5分。
俺は今ダッシュしている。
肩にかけたエナメルバッグがボスンボスンいいながらおれの腰を殴る。
・・・いてぇ・・・

 








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