姉妹

「えり、か・・・」


どうしてあなたがここに?


「美紅ちゃん知り合い?」
「名字も名前もすごいお嬢様って感じ」
「でもなんか空気おかしくない?」



「久しぶりね。これからよろしく」


絵梨花はにっこり笑ったあと、1番後ろの角の席に着いた




なんでよ


なんでいるのよ


私の新しいスタートを邪魔する気なの?


幸せを壊す気なの?


「おい、美紅大丈夫か?」


晴樹は心配してくれるのね


その時絵梨花は晴樹をみて口元を歪ませた、気がした


あれ・・・

どうして晴樹を見るの?


どうして?



サセルモノデスカ


私は幸せになるの


だから



ジャマハサセナイ



そのためなら



「大丈夫よ。ありがとう」



ナンデモスルワ
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