女装彼氏★男装彼女
第一章



帰りのホームルームが終わり
校内にいた帰宅部の生徒達は
ぞろぞろと門から出ていく。


むさ苦しい男子校には
女と言う名の華やかな
存在はいない。


「おい、今日はどこ行く?」


今日もまた俺は仲間の奴らと共に
放課後の暇潰しについて話し始めた。


「最近遊ぶの飽きて暇になってきたよなー。」


「ホントだよ。久しぶりに合コンとか行きたいわ。」


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