女装彼氏★男装彼女
第五章
「で、この前のあいつは何なんだ?」
あの嵐のような休日が過ぎ
学校へ行く平日となった。
あの日は
公園をでたその後
何となく気まずくなった俺は
凰を振り切って一人で帰って来た。
だから聞いてきたのが
今日に先伸ばしになった。
しかも当の本人である緤も
なんつー言葉を残してくれたんだ、
とか思う。
緤が何なのかは俺も知りたい。