女装彼氏★男装彼女



その日の放課後。


先日訪れた嵐は
俺の中で記憶が薄れるのを
待たずにやってきた。


いつものメンバーで
今日はどこへ行くか話し合い
ながら歩いて校舎を出たとき。


校門のほうに見覚えのあるような
制服姿の女が立っていた。


まさかと思った。


それはだんだん校門に近づくにつれ
確信にかわった。


まさかだった。



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