心はcloudy sky



「ふー」

松宮が帰ってきた。


「早いねι」

里麻がうちの頭を叩きながら言った。


「痛い…里麻」


うちは、さも今起きたかのようにした。


動揺を一生懸命隠しながら。

「わぁ、かなり寝ぼけた顔してんな」

松宮が笑いながら席に座った。


「仕方ないじゃんー今さっきまで寝てたんだから」

「さっきのうちと品濃の会話聞こえた?」

里麻が少し心配そうに言った。

確かに聞かれたらまずいもんね…ι
まぁ聞いちゃったけど。


「別に?てゆーか何話してたの?」

うちは自然を保ちながら話した。


品濃はあからさまに目を泳がしてたけど。



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