心はcloudy sky



松宮が寝て、しばらくたった。


「ん…高添…」

「何?あれ…?」


松宮は寝たまま話していた。

(また、寝言か)


一ヶ月くらい前に寝言で告白されたしな((笑

そっか、もう一ヶ月経ったんだ……。


うちはそんなことを考えていた。

と、松宮がまた喋りだした。


「高添…品濃を…好きになっちゃー…ダメだからなぁ…」

甘ったるい声で言う。


「大好き…」

松宮はうちの手を握った。


「ちっちゃい子かコイツは…」

うちは、松宮は絶対傷付けたくなかった。


うちは、いつの間にか
松宮が好きになっていた。

もう、迷わないって、
覚悟出来た。


絶対。



< 103 / 300 >

この作品をシェア

pagetop