心はcloudy sky
松宮が寝て、しばらくたった。
「ん…高添…」
「何?あれ…?」
松宮は寝たまま話していた。
(また、寝言か)
一ヶ月くらい前に寝言で告白されたしな((笑
そっか、もう一ヶ月経ったんだ……。
うちはそんなことを考えていた。
と、松宮がまた喋りだした。
「高添…品濃を…好きになっちゃー…ダメだからなぁ…」
甘ったるい声で言う。
「大好き…」
松宮はうちの手を握った。
「ちっちゃい子かコイツは…」
うちは、松宮は絶対傷付けたくなかった。
うちは、いつの間にか
松宮が好きになっていた。
もう、迷わないって、
覚悟出来た。
絶対。