心はcloudy sky
品濃 和人...Side
広也を見て、ずって世界を恨んでいた。
戻って来てほしかった。
「品濃、騙された!死んでないよー((笑」って、
起きてくれるような気がした。
零れそうな涙を堪えて、外を見た。
と、高添の足元は赤く
染まっていた。
「バカヤロー...高添!!」
俺は急いで走った。
と、高添の体は傾いていく。
(広也...高添を守ってくれ!!後を追おうとしてる…)
高添の体が床に付きそうになったところで、
なんとか追いついた。