心はcloudy sky
──品濃の優しさ
高添 未紀...Side
「え…?」
品濃はあんぐりと口を
開けたまま、随分と
マヌケな顔をしていた。
「今……」
「アハハ!ジョーダンだよ!」
「なっなんだよバカー!!」
ジョーダンにしちゃったよ...。
でもね、品濃。
もう少しだけ、待って
欲しいの...。
「期待しちゃっただろ!?」
「ゴメンゴメン!笑
なんか耐えらんなくて」
「ったくさー!やめなさいよ!?冗談言うの!」
品濃は裏声で言って
手を腰においた。
「アハハ!!可笑しー」