アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~

 忘れていた悔しさが心に甦る。

 「すいません…」


 柊君は涼雅に促されて私に頭を下げた。


 私の新作『アイドルが生徒会長!?』以外のすべての作品のモデルの男の子
は柊君……


 嘘の告白されて…
 ツレとの賭けの対象だと知って…


 私は彼の見る目を変えた…


 「別に…忘れていたコトだから謝らなくてもいい」


 「……本当にゴメン…」


 「いいのか?夕海」


 「うん」


 涼雅に念を押されて…私は頷く。

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