アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 柊君は…一目散に校門を出て行った。

 「あまりあいつには俺も頭が上がらない…あいつは副会長で…不在の多い
俺の代わりに生徒会長の仕事してもらってるから」


 「……」


 「でも…お前の小説を読んでいると…あいつがモデルなんじゃないかと思った」


 「えっ!!?」


 涼雅……私の他の小説も読んでるの??


 「まあ~そうだけど…今は違う…」



 「…俺だろ?」


 「そ、そうよ」


 「でも…小説進んでないけど…」



 それは……リアルが充実しているから……


 妄想する率も減って……

< 102 / 257 >

この作品をシェア

pagetop