アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 「……まあ~君にウチの『B-DANDY』の作詞をお願いするわけだけど何と言っても
君は無名だから…より注目を浴びる為に…色々と君には内緒で手を打たせてもらった。
 君はケータイ小説家としてデビューを果たして…『B-DADNY』の作詞家としても
デビューを果たす…それがウチの考えた筋書きだ」


 「!!!?」


 私は思わず涼雅を見つめた。


 「…俺はそこまで…聞いてなかったけど…唯…作詞家としてデビューさせるって…」


 「……その話を呑めないのであれば…今すぐ別れて欲しい…」


 芳樹社長は紅い瞳で私を睨み据える。


 私は迫力のある視線に怯む。


 そして…超強引な遣り口に……戸惑うしかなかった。


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