アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 私は賞をとったわけでもなく、サイトからデビューの話を頂いたわけでもない。


 私よりも才能ある作家さんたちはたくさん居るのに……


 いきなりプロデビューなんて心の準備が出来てない。


 「横暴もいいトコだよ!?社長」


 「二度も同じ失敗したいのか?涼…俺はお前と彼女の仲を認めてやると言
っているんだ!」



 「!?」


 以前にも何かあったような芳樹社長の言葉…


 「うっ…」


 涼雅は痛いトコを突かれて…急に口を噤んだ。


 「どうする?夕海ちゃん…って言うか…君はマジで涼を愛してる?」


 


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