アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 私は無防備にも…一人で生徒会室に足を向けた。


 卒業する涼雅に代わって皆が選んだ生徒会長は柊君だった。


 「失礼します……」


 「待っていたよ…香住さん」


 優しい穏やかな笑みを浮かべて…柊君は会長の椅子に座っていた。


 生徒会室には私と柊君の二人!!?


 「君に…聞きたいコトがある…」


 柊君はゆっくりと腰を上げて…デスクの前に居た私の前に立った。

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