アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
私の顔を覆いつくしていた両手を強引に掴んだ。
「イ、イヤッ!!?」
あの時の…出来事が鮮明に脳裏に浮かんで来た。
私は必死で抵抗!!
男性に触れられただけで
身体が凍り付いて
震えが止まらない!
「!?」
渡瀬先輩は私の異常な様相に戸惑い…私の両手から手を離した。
「……ブスではなさそうだな…」
「え!?あ!?……」
「俺がふざけ過ぎた…悪い」
私は…あの時のコトを思い出しただけで…渡瀬先輩は悪くない。
でも…彼は謝ってくれた。