アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 私たちの結婚の約束もしてないのに…
 でも…私は…
 涼雅が最後の男になっても構わないと思っている。


 私は涼雅のマンションにお邪魔した。
 これで3度目の訪問……
 いつものようにめったに帰宅しないから…
 整然と片付いていた。


 涼雅はヅラと眼鏡をとって
 テーブルに置いた。
 ヅラでぺったんこになった髪を… 
 壁に掛かった鏡で必死に手櫛で整え始めた。
 


 「ダメだな~俺…洗面所で髪セットして来る」

 「え、あ…うん」

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