アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 涼雅の言葉を信じて…
 私はシーツの波に横たわる。


 涼雅になら…
 すべてを委ねられる。




 私たちは涼雅の卒業式の夜
 初めて結ばれた。


 初めては…確かに痛かった。
 でも痛みと引き換えに…
 強い絆を手に入れた。


 「愛してる…夕海
  愛してる…愛してる…」



 自分のすべてを受け入れた私を…
 愛しく抱き寄せて…
 何度も何度も同じ言葉を
 囁く涼雅。


 その言葉を子守唄に
 私は深い眠りについた。

 
  
 




 

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