アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 「……俺だって…スキでやってねえ」


 「……」

 
 「俺のスキなのは今は夕海だから」


 「涼雅!?」


 涼雅の両手が私に伸びる。
 引寄せられる身体。
 私たちは久しぶりに…
 抱き合った。


 懐かしいと思える
 涼雅の温もりと匂い
 私たちはそれほどまでに



 すれ違っていた。
 私はギュッと涼雅に
 抱きつく。


 「ゴメン…私…
  千佳さんとの過去にまで
  嫉妬していた。
  自分と同じ深い仲だってコトに」

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