アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 「……俺の顔は知っているのに…香住の顔を知らないのは不公平だろ?」


 俺は執拗に香住を詰る。


 香住は渋い顔で…グル眼鏡を外した。


 「!!!?」


 学院一…可愛いと思うくらいの美貌の持ち主。


 「待てよ!!?お前…何で??すげぇ~可愛いのに…素顔…隠してる」


 「…私にも事情があるんです…聞かないで下さい」


 昨日の怯えた態度に関係あるのか?と


 聞きたかったが…彼女の心を汲んで俺は言葉を胸にしまった。




< 35 / 257 >

この作品をシェア

pagetop