好きだけど…
そして…明後日
試合がはじまった。
「いよいよだね…」
愛先輩が、わくわくしながら言った。
「はい!」
「横田勝つといいね♪」
「////はい」
「でも、今回けっこう……強いみたいよ?」
「そうなんですか…!?」
「ま、江理ちゃんが…し~~っかり!!応援すれば大丈夫じゃない?♪」
愛先輩がニヤニヤしながら笑っている。
「//そうですかね」
「あ、1試合目…横田は、まだまだだね…」
「はい…」
「……ねぇ、あれ…武藤さんと横田じゃない?」
「あ…」
私は、絶句した。
純ちゃんと武藤先輩が仲良くしゃべっていた。
純ちゃんも笑っていて…
武藤先輩も笑っていて…
なんだか、恋人どうしみたいだった。