好きだけど…

「ご~めん、ご~めん!」




「もう!!」


武藤先輩が、純ちゃんの腕を引っ張って学校に入って行った。










あの二人…いつの間に仲よくなったの………?






足が、ガクガクした。




校門に入ると……


「ねぇ~!?みた!?いまの!?」



「うん、横田先輩と武藤先輩でしょ!?」



「横田先輩かっこいいから、狙おうか迷ったけど…
あんな、美人な武藤先輩がいたら…お似合いすぎて……むしろ応援したくなっちゃうよね!!」



「美男美女って感じ!!」



同じ学年の女子がうらやましそうに言っていた。













やっぱり……ウチみたいな標準女子は似合わないのかな…


















はぁ~
















半落ち込みモードで教室に行った。






< 115 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop