好きだけど…

告白の返事

~江理side~



私は、屋上に入った…

すると…

きらきらの袋に、ラッピングされたリンゴアメが雨に濡れて落ちていた。




そこには、マジックペンで…





"大好きだ"と書いてあった。





ラッピングをあけて、飴をなめると………



私の大好きな味だった。



「純ちゃん………」


また、涙があふれだした。




「純ちゃん…!!
大好き……
大好きだよ……ッ

好きだけど……………気持ち伝えられなくて、ごめんね…ッ…ヒッ…!!

本当にご…めん!!

ごめんなさい………!!

ごめんなさい…!!」







私は、空に向かって叫んだ。















私は、手紙に書いてあることを思い出した。






< 163 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop