好きだけど…
告白の返事
~江理side~
私は、屋上に入った…
すると…
きらきらの袋に、ラッピングされたリンゴアメが雨に濡れて落ちていた。
そこには、マジックペンで…
"大好きだ"と書いてあった。
ラッピングをあけて、飴をなめると………
私の大好きな味だった。
「純ちゃん………」
また、涙があふれだした。
「純ちゃん…!!
大好き……
大好きだよ……ッ
好きだけど……………気持ち伝えられなくて、ごめんね…ッ…ヒッ…!!
本当にご…めん!!
ごめんなさい………!!
ごめんなさい…!!」
私は、空に向かって叫んだ。
私は、手紙に書いてあることを思い出した。