好きだけど…
教室に入って、七菜と話していた



「…そういえば、江理は部活何に入るの?」


「えっと、実は…」

七菜に昨日のことを全部話した




「マ、マネージャー!!?」


「う、うん」


「マジか!? そんなに、好きなんだね!先輩のこと」


「そうなのかな…」



「そうだよ!! でも、気をつけな!!男テニの女子マネージャーは、ほとんど横田先輩目当てらしいから!!ライバル多いよ!」


「そうなんだ…」


そういえば、昨日の女子マネージャーが言ってたな


「よしっ!決めた!ウチ、女子テニス部に入部する!」



「え!? 陸上部はいいの!?」


「うん!だって、女子テニス部だったら、コートがとなりだから、江理がなんかあったら、すぐ飛んで行けるし♪
それに、陸上部って勝ち気な人ばっかりで気があわなさそうだったし!!あと、小学校の時にテニス少し習ってて、久しぶりにやりたいしさ!!」


「七菜・・・・・ありがとっ!」


「イエイエ、あっ!で・も、横田先輩と進展があったら…すぐ報告してね!!」


「あーい」

「返事に心がこもってないー」


「アハハ!」

私と七菜は、うるさいんじゃないかってぐらい笑っていた…

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