好きだけど…
「…で話って何?」
2年の先輩達が、クスクスと笑いながら見ている


「もう、いやがらせとかするのやめてもらいませんか?」

私は、きつく言った



「あんたが、マネージャーやめて、横田先輩と話さないならいいけど?」



「その条件はいやです」

…と言った瞬間

先輩がそこにあったホースを私に向けて…



ビシャャャアア!!



水をかけた。


水をかけられたら、今までたまっていた涙が一気にでた。


私は、嫌なことがあっても誰にも言わないけど、純ちゃんだけには、言った。


でも、いつもいつも!純ちゃんに相談していたら、嫌われそうで、怖くて怖くて怖くて…中学3年からはずっと、言えなかった。


「アハハハ!ゴメンね~、江理ちゃんがムカつくこと言うからだよ~」



「あれ~?泣いているんじゃね?アハハハ!」


先輩がもう一度、水をかけようとした…その時!!


バシッ



「いったぁい!!誰だよ!ボールぶつけたや…」

先輩が絶句した。



私も見てみると、

そこには、愛先輩がいた…
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